FITTERメンバー紹介

日本のメンバー

日本

日本では、全国各地に138名のアンバサダーがいます(2018年9月現在)

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永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター センター長

渥美 義仁 先生

専門 糖尿病 フットケア (糖尿病 足病変の予防)、血糖自己測定の活用

1977年

慶応義塾大学医学部卒業、東京都済生会中央病院内科レジデント

1993年

同病院内科医長

1998年

内科部長

2004年

同病院糖尿病臨床研究センター長兼任

2006年

副院長

2010年

同病院糖尿病臨床研究センター長専任

2013年

永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター長

所属学会

日本糖尿病学会 、日本糖尿病協会、東京都糖尿病協会会長

FITTERについての活動・取り組み

注射手技指導に関する正式なガイドラインはほとんど存在しないため、各地域でFITTER推奨事項に基づく適切で安全な注射手技の普及・啓発を実践するための方法を検討する事を目的として活動している。

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新潟薬科大学 薬学部 臨床薬学研究室 教授

朝倉 俊成 先生

1984年

山之内製薬株式会社

1989年

太田綜合病院薬剤部勤務

1996年

太田西ノ内病院薬剤部勤務薬局長補佐

1999年

日本医療薬学会認定薬剤師、日本医療薬学会指導薬

2000年

博士(薬学)

2001年

日本糖尿病療養指導士

2006年

新潟薬科大学薬学部臨床薬学研究室 准教授

2006〜2007年

新津医療センター病院薬剤部長(兼務)

2009年

京都医療センター予防医学研究室研究員

2012年

新潟薬科大学薬学部臨床薬学研究室 教授

2015年

第4回日本くすりと糖尿病学会学術集会大会長

受賞

2000年12月

日本薬学会東北支部奨励賞

2003年5月

2002年度” We are up for self-care.” Award 最優秀賞

所属団体

日本薬学会、日本医療薬学会、日本糖尿病学会、日本くすりと糖尿病学会(副理事長)、日本病態栄養学会(学術評議員)、日本糖尿病教育・看護学会(評議員)、日本臨床薬理学会、日本アプライド・セラピューティクス学会(理事)、医薬品相互作用研究会(評議員)、日本薬剤疫学会、日本糖尿病療養指導士認定機構(理事)、日本人間工学会、日本糖尿病協会(「DMアンサンブル」編集委員会、糖尿病医薬品・医療機器等適正化委員会)、日本医薬品情報学会など

海外研修プログラム参加一覧

  • 1996年10月

    Patient Education in Diabetes Management Program. (Boston: Joslin Diabetes Center)

  • 1997年7月

    Visit to Steno Diabetes Course. (Copenhagen)

  • 1997年8月

    Diabetes Educators Global Medical Conference Program. (Indianapolis)

  • 1999年8月

    International Diabetes Institute a Five Day Health Professional Training Program. (Melbourne)

主な執筆および編集

「糖尿病治療療養指導ゴールデンハンドブック」南江堂
「患者さんとスタッフのための 糖尿病教室」医歯薬出版
「インスリン療法マスターガイドブック~導入からトラブル対処法まで~」南江堂
「糖尿病治療薬処方テクニック」メディカ出版
「糖尿病薬物療法の管理」南江堂

FITTERについての活動・取り組み

解剖学および生理学をテーマとして筋肉注射のリスク、注射針の長さと皮膚のつまみ上げや注射部位のケア、ペン型注入器の適切な使用方法などを専門に担当。

担当者の写真
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関西電力学院 糖尿病・代謝・内分泌センター 部長

田中 永昭 先生

2000年

大阪市立大学医学部 卒業

2000年

大阪市立総合医療センター 研修医

2002年

大阪市立総合医療センター 総合内科 研究医

2007年

大阪市立総合医療センター 代謝内分泌内科 医員

2008年

大阪市立十三市民病院 内科 医員

2009年

大阪市立十三市民病院 内科・糖尿病内科 医長

2014年

大阪市立十三市民病院 内科・糖尿病内科 副部長

2014年

関西電力病院 糖尿病・代謝・内分泌センター 医長

2015年

関西電力病院 糖尿病・代謝・内分泌センター 内分泌担当部長
(関西電力医学研究所 特別研究員 兼務)

資格

日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本糖尿病学会認定専門医・研修指導医
日本内分泌学会認定専門医・研修指導医
日本病態栄養学会認定専門医・研修指導医

所属学会

日本内科学会、日本糖尿病学会
日本糖尿病合併症学会、日本内分泌学会
日本病態栄養学会、日本臨床スポーツ医学会
アジア糖尿病学会(AASD)

FITTERについての活動・取り組み

生理学および病理学をテーマに、医療従事者の役割、治療に関する教育、注射部位のローテーション(硬結)、注射部位のローテーション、注射針の再利用、出血および内出血について専門に担当。

担当者の写真
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永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター 糖尿病療養指導主任

小出 景子 先生

1983年

明治薬科大学薬学部製薬学科卒
ファイザー株式会社 入社

2000年

調剤薬局勤務

2009年

東京都済生会中央病院
糖尿病臨床研究センター研究助手として勤務

2013年

永寿総合病院 糖尿病臨床研究センターにて、療養指導主任として勤務

2017年

センター長補佐を兼任

現在に至る

資格

認定薬剤師、実務実習指導薬剤師、日本糖尿病療養指導士

所属学会

日本糖尿病学会、アメリカ糖尿病学会、日本にくすりと糖尿病学会
東京都糖尿病協会理事、SCC研究会代表世話人、日本くすりと糖尿病学会教育研修委員会委員

執筆

「活かそうSMBG!」「安心してインスリンポンプを使用するためのエッセンス」(著作)
月刊糖尿病「IT革命」、日本臨牀「新時代の臨床糖尿病」、日本薬剤師会生涯学習e- ラーニング(SMBG)、他

表彰

日本糖尿病学会年次学術集会第一回医療スタッフ賞「フラッシュグルコースモニタリングシステムを療養指導に活かすための基礎的検討」

FITTERについての活動・取り組み

生理学および病理学をテーマに、医療従事者の役割、治療に関する教育、注射部位のローテーション(硬結)、注射部位のローテーション、注射針の再利用、出血および内出血について専門に担当。

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すずき糖尿病内科クリニック

和田 幹子 先生

1990年

横浜市医師会保土谷看護専門学校卒業

1995年

明治学院大学社会学部 第二部社会福祉学科卒業

1996年

神奈川県立看護教育大学校 教員養成課程卒業

2001年

横浜市立大学医学部 医科学専攻修士課程修了

1990~1992年

医療法人明徳会 総合新川橋病院 スタッフナース

1993~1996年

医療法人明徳会 総合新川橋病院 主任看護師

1996~2002年

横浜市医師会保土谷看護専門学校 専任教員

2002~2003年

日本看護協会 看護研修学校 糖尿病看護認定看護師教育課程 専任教員

2004~2007年

日本看護協会 認定部 チーフマネージャー

2007~2010年

けいゆう病院 教育担当

2011~2014年

けいゆう病院 教育担当師長

2015~2016年

けいゆう病院 統括師長

2016~

すずき糖尿病内科クリニック 看護師

学会活動等

日本糖尿病教育・看護学会 評議員・専任査読者
日本糖尿病療養指導士認定機構 講習会委員(2009~2013年)、カリキュラム委員(2014年~)、
編集委員(2016年~)、未来プロジェクトメンバー(2017年~)
日本糖尿病学会 評議員(2012~2016年)
臨床糖尿病支援ネットワーク(旧NPO法人西東京臨床糖尿病研究会) 理事

表彰

神奈川県看護協会長賞(2010年)
臨床糖尿病支援ネットワーク(旧 西東京臨床糖尿病研究会)功労賞 (2014年)

執筆

そこが知りたい糖尿病ケアQ&A 貴田岡正史・和田幹子,共同編集.総合医学社.2008
糖尿病治療のための注射手技マニュアル 清水一紀・和田幹子他,南江堂,2013 他

FITTERについての活動・取り組み

架空の患者のプロファイルを使ったケース・スタディ、リコメンデーションを地域で広める方法、FITTERアンバサダーによる地域の糖尿病治療水準の質向上サポートに関して専門に担当

海外のメンバー

海外

FITTERのSABメンバー

学術諮問委員会メンバーとその役割

FITTERの学術諮問委員会は、糖尿病分野の専門家として知られている13名の国際的なメンバーで構成されています。学術諮問委員会の役割は、公表された最新データの考察、検討課題およびプログラムの策定、登壇者の決定、およびリコメンデーションなどの刊行物の共同執筆者の決定、ワークショップの進行、FITTER後の活動調整です。

FITTERのSABメンバー 一覧

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Bruce W. Bode, MD

ジョージア州(米国)のアトランタ糖尿病センターに在籍する糖尿病専門医で、エモリー大学医学部の教授も務めています。研究対象はリアルタイム持続血糖測定器で、インスリンポンプ療法およびその合併症の世界的な専門家として知られています。

ジョージア州(米国)のアトランタ糖尿病センターに在籍する糖尿病専門医で、エモリー大学医学部の教授も務めています。研究対象はリアルタイム持続血糖測定器で、インスリンポンプ療法およびその合併症の世界的な専門家として知られています。

Dr. Bode はジョージア州アトランタのアトランタ糖尿病センター在籍の糖尿病専門医で、現在はエモリー大学医学部の特任教授も務めています。エモリー大学医学部で医学学位を取得後、エモリー大学付属病院の内科医としてインターンシップとレジデンシーを修了、Dr. Paul C. Davidson(MD)とともに糖尿病専門医としてフェローシップを修了しました。 小児や若年者の糖尿病患者に関する診療や研究に対する関心が高く、インスリンデリバリーおよび血糖測定に関する世界屈指の専門家の一人として知られています。青少年糖尿病研究財団のジョージア支部およびジョージア糖尿病キャンプの理事会にも名を連ねています。ADAジョージア支部の支部長、ADA発行の2004年版『Medical Management of Type 1 Diabetes』の編集者、米国内分泌学会のフェローを務めた経歴があります。 Dr. Bodeは、1型糖尿病の予防薬などの糖尿病治療薬や糖尿病関連製品、人工膵臓の開発を進める多くの製薬会社やNIHと協力して、治験の実施に精力的にかかわり続けています。そのため、アトランタ糖尿病センターでは多くの治験が行われています。 Dr. Bodeは、書籍の執筆や寄稿も数多く行っており、『The Diabetes Dek Professional Edition: How to Control and Manage Diabetes Mellitus』、『The Insulin Pump Therapy Book: Insights From the Experts』などの書籍の執筆者でもあります。また、『The New England Journal of Medicine』、『Lancet』、『Diabetes』、『Diabetes Care』、『Diabetes Technology and Therapeutics』、『The Journal of New Developments in Clinical Medicine』、『Diabetes Metabolism Research and Reviews』、『Diabetes Spectrum』などの学術誌に掲載された200報もの論文や抄録の著者または共著者として名を連ねています。

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Anders Frid, MD

ウェーデンのマルメ市のスコーネ大学病院内分泌診療センターで上級顧問医を務めています。論文『Insulin Injection and Absorption』でPh.Dを取得したインスリン注射と吸収の真の先駆者です。著者として公表した論文は50報以上、治験責任医師として参加した治験は20件以上あります。

ウェーデンのマルメ市のスコーネ大学病院内分泌診療センターで上級顧問医を務めています。論文『Insulin Injection and Absorption』でPh.Dを取得したインスリン注射と吸収の真の先駆者です。著者として公表した論文は50報以上、治験責任医師として参加した治験は20件以上あります。

スウェーデンのスコーネ大学病院マルメ大学内分泌診療センターで糖尿病看護師教育の医学指導教官を務めています。1951年4月12日生まれ。1977年6月に大学の医学部を卒業。1985年1月から内科専門医。1992年3月にストックホルムのカロリンスカ研究所において、論文『Insulin Injection and Absorption』により、Dr.Med. Sc.(Ph D)を取得。2001年からスウェーデンのマルメ市のスコーネ大学病院内分泌診療センター上級顧問医。 治験責任医師として参加した治験は20件以上。GCP認定取得。Dr. Anders Fridは50報以上の論文を公表しており、その主な領域はインスリン注射手技、糖尿病と妊娠、食事と糖尿病などです。

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Giorgio Grassi, MD

イタリアのトリノのサン・ジョヴァンニ・バティスタ大学病院内分泌科上級医師です。イタリアの研究グループ「Technologies for the Treatment of Diabetes」のコーディネーターの経歴があり、糖尿病の注射療法に関するイタリアの治験グループにも参加しています。

イタリアのトリノのサン・ジョヴァンニ・バティスタ大学病院内分泌科上級医師です。イタリアの研究グループ「Technologies for the Treatment of Diabetes」のコーディネーターの経歴があり、糖尿病の注射療法に関するイタリアの治験グループにも参加しています。

Dr. Giorgio Grassi(1953年12月6日、イタリア、トリノ市生まれ)。トリノのサン・ジョバンニ・バティスタ大学病院内分泌科の上級医師です。インスリンポンプ(CSII)による1型糖尿病患者の強化療法、在宅血糖モニタリングのための遠隔医療、妊娠糖尿病などの分野に主に携わっています。イタリアの研究グループ「Technologies for the Treatment of Diabetes」(イタリア糖尿病学会、イタリア糖尿病医師会、イタリア小児内分泌学会)の治験調整医師を務めたことがあり、糖尿病の注射療法に関するイタリアの研究グループにも参加しています。 Dr. Giorgio Grassiはイタリアの健康科学都市大学病院(所在地はトリノ市のC.so Bramante 88, 10126)内科部門の内分泌科および代謝科に在籍しています。

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Dr. Serge Halimi

フランスのグルノーブル大学病院の内分泌学・糖尿病学・栄養学部門長を務めています。フランス糖尿病学会会長の経歴があり、フランスの2型糖尿病治療ガイドライン作成委員長も務めました。『Diabetes & Metabolism』(1999~2005年)、『La Presse Médicale』(2002~2009年)の編集者の経歴があります。

フランスのグルノーブル大学病院の内分泌学・糖尿病学・栄養学部門長を務めています。フランス糖尿病学会会長の経歴があり、フランスの2型糖尿病治療ガイドライン作成委員長も務めました。『Diabetes & Metabolism』(1999~2005年)、『La Presse Médicale』(2002~2009年)の編集者の経歴があります。

Dr. Serge Halimi。フランスのグルノーブル大学病院の内分泌学・糖尿病学・栄養学部門長を務めています。

経歴
准教授(スイスのジュネーブにて)
フランス糖尿病学会会長(2006~2010年)
フランスの2型糖尿病治療ガイドライン(フランス高等保健機関、フランス医薬品庁)作成委員長(1998~2007年)
セルヴィエ、ロシュ・ダイアグノスティックス、MSD、ノバルティス、武田製薬、バイエルを依頼者とする治験で治験調整医師を歴任発表論文

発表論文
Medlineに180 報/Research Gateに374報

編集者
『Diabetes & Metabolism』(Elsevier)編集長(1999~2005年)
『La Presse Médicale』(Elsevier)共同編集長(2002~2009年)
『Médecine des Maladies Métaboliques』(Elsevier)の創始者、編集長(2007~2013年):フランス語圏(フランス、ベルギー、スイス、
北アフリカ、サハラ以南アフリカ諸国)を対象とした、糖尿病、糖尿病合併症、代謝異常、肥満、脂質代謝異常に関する代表的な医療従事者生涯教育用雑誌

所属学会
ADA、EASD、フランス糖尿病学会

主な研究領域
2型糖尿病、2型糖尿病治療、新たな経口糖尿病治療薬、メトホルミン、インクレチン、SGLT2阻害薬、
低血糖、糖尿病性腎症、血管合併症、Clinical inertia(惰性的な治療)、インスリン療法・治療に関する教育医療組織

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Debbie Hicks

糖尿病顧問看護師。バーネット・エンフィールド・ハーリンゲイメンタルヘルストラスト所属。糖尿病看護戦略グループ代表。元国際顧問看護師グループ代表(2012~2014年)。『Journal of Diabetes Nursing』編集長。TREND UK設立者兼共同代表、英国FIT(Forum for Injection Technique:注射手技フォーラム)代表、国際FIT会長。

糖尿病顧問看護師。バーネット・エンフィールド・ハーリンゲイメンタルヘルストラスト所属。糖尿病看護戦略グループ代表。元国際顧問看護師グループ代表(2012~2014年)。『Journal of Diabetes Nursing』編集長。TREND UK設立者兼共同代表、英国FIT(Forum for Injection Technique:注射手技フォーラム)代表、国際FIT会長。

Debbie Hicks氏。糖尿病顧問看護師。バーネット・エンフィールド・ハーリンゲイメンタルヘルストラスト所属。

Hicks氏は糖尿病看護に1990年から携わっています。彼女はこのとき、イングランド北部のハル市でただひとりの糖尿病看護師として糖尿病専門看護サービスを作り、その後は7人の糖尿病専門看護師を率いるリーダーになりました。

2005年9月に南部に転居し、糖尿病顧問看護師という立場になりました。看護師4名と管理スタッフ2名で構成されるチームを率いています。エンフィールド地域サービスの糖尿病看護チームの役割は、地域に根付いた質の良い患者中心の糖尿病ケアを提供することです。糖尿病患者と医療従事者の両方に対する教育を手がけ、臨床現場のチームが組織的な糖尿病ケアを患者に提供できるようにサポートします。
彼女は、さまざまな国内のグループの活動に参加しており、糖尿病看護戦略グループの代表を務めたこともあります。また、2012~2014年には、国立の顧問看護師グループの代表を務めました。2005年に公表された血糖値測定に関する合意文書の著者にも名を連ねており、この文書は現在でも英国で広く使用されています。

Hicks氏は、糖尿病看護に携わり始めた1990年以降に、英国、イタリア、フランス、米国で110報を超える論文を公表しており、そのうち60報は筆頭著者です。論文の内容は、インスリン療法、注射器材の選択、注射剤、血糖値測定、ケアの実施、患者教育、サービスの再構築など多岐にわたります。英国、欧州、ニュージーランド、イスラエル、スイス、アイルランド共和国でも論文を発表しました。 Hicks氏は、『Journal of Diabetes Nursing』の編集委員を1996年の創刊時から務めており、「Diabetes Issues」という問題提起のページも担当しています。現在は編集長を務めています。

Hicks氏は、2010年に設立されたTREND-UK(Training, Research and Education for Nurses in Diabetes-UK:英国糖尿病看護師の養成・研究・教育団体)の設立メンバー兼共同代表です。TREND-UKは2011年2月に『Integrated Career and Competency Framework for Diabetes Nursing』の第3版を公表しました。彼女は、英国FIT(注射手技フォーラム)代表、国際FIT会長でもあります。FITは、注射療法にかかわるすべての医療従事者および糖尿病患者を対象に最適な注射手技を奨励し、最適な効果をもたらすことを目的としています。

彼女は糖尿病看護に携わるようになってから25年を超えた現在でも、糖尿病看護にやりがいを感じ、刺激を受け、とても価値のある仕事と考えています。

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Laurence Hirsch, MD

BDメディカル・ダイアベティーズケア事業部グローバルメディカル部門担当副社長。第一線の医学研究者として、インスリン注射手技、注射針設計、インスリン吸収のあらゆる領域にわたる研究論文を多数公表しています。ハーバード大学医学大学院卒で、内科専門医および内分泌・代謝専門医の資格を有し、ISMPP(国際医学出版専門業協会)の会長の経歴もあります。

BDメディカル・ダイアベティーズケア事業部グローバルメディカル部門担当副社長。第一線の医学研究者として、インスリン注射手技、注射針設計、インスリン吸収のあらゆる領域にわたる研究論文を多数公表しています。ハーバード大学医学大学院卒で、内科専門医および内分泌・代謝専門医の資格を有し、ISMPP(国際医学出版専門業協会)の会長の経歴もあります。

Dr. Larry Hirschは、2006年から、BD(ベクトン・ディッキンソン)のメディカル・ダイアベティーズケア事業部グローバルメディカル部門担当副社長を務めています。医学的な立場から事業を支え、新製品開発時の治験および承認後試験の設計と報告も行っています。BDが公表した、注射部位における皮膚および皮下脂肪の肥厚、世界初のインスリンペン型注入器用4 mm/32G注射針の性能(肥満患者を含む)、注射針の各種新技術がインスリン吸収・筋肉内注射のリスク・痛み・使いやすさ・患者の好みに及ぼす影響に関する公表論文の統括責任者です。同氏は、BDにおいてインスリン注入およびデリバリー用の新しいデバイスやテクノロジーに関する開発プログラムに、医学的な立場からの指示も行っています。Dr. Hirschは、糖尿病ケア分野の研究者、学術研究機関、学術団体等(AACE、ADA、JDRF、EASD、AdvaMed、IDF)と頻繁に交流しています。

Dr. Hirschは約18年間にわたってメルク(MSD)に所属していた経歴があり、そのときには、メルク社のスタチン、ロバスタチン(Mevacor®)、シンバスタチン(Zocor®)の臨床的アウトカムに関する試験の統括や、骨粗鬆症薬のアレンドロネート(Fosamax®)に関する国際的な臨床開発(1995年にFDA諮問委員会へ最初のNDAを提出)に携わりました。2001~2006年には、ピアレビューを経て公表されたメルク社の臨床研究に関連する論文に関する部署も立ち上げ、リーダーも務めました。非営利団体のISMPP(国際医学出版専門業協会)の設立メンバーであり、3代目の会長も務めました。研究の実施、執筆、利益相反、編集、公表プロセスなどの問題に強い関心を持っています。

Dr. Hirschの仕事以外の面を紹介すると、熱心なゴルファーで、スキー・ホームシアター・ジェットコースター・おいしい食事・ワイン・クラフトビールを友人や家族と楽しみ、子どもと飼い犬のゴールデンリトリバーの面倒をよく見る人物です(並び順にとくに意味はありません)。

Dr. Hirschはハーバード大学医学大学院卒で、マイケル・リーズ病院とシカゴ大学での研修によって、内科専門医および内分泌・代謝専門医の資格があります。1型糖尿病患者でインスリン投与歴は57年以上でありながら、とても活発に動き回っており、ジョスリン・クリニック(ジョスリン糖尿病センター)の50年メダルの受賞者です。

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Irl Bennett Hirsch, MD

ワシントン大学(米国)医学部教授で、リアルタイム持続血糖測定器の研究に注力しています。研究分野は糖尿病合併症発症における血糖変動の役割です。糖尿病管理のさまざまな領域で世界を代表する研究者で、近年は最適なインスリン注射手技の推進を強く提唱しています。

ワシントン大学(米国)医学部教授で、リアルタイム持続血糖測定器の研究に注力しています。研究分野は糖尿病合併症発症における血糖変動の役割です。糖尿病管理のさまざまな領域で世界を代表する研究者で、近年は最適なインスリン注射手技の推進を強く提唱しています。

Dr. Irl B. Hirschは、米国シアトルのワシントン大学医学部の教授で、糖尿病治療部門長および教育部門長も務めます。

Dr. Hirschは、1984年にミズーリ大学医学部で医学学位を取得し、フロリダ州マイアミ市およびマイアミビーチ市のマウントサイナイ医療センターで内科医のレジデンシー研修を修了しました。さらに、セントルイス市のワシントン大学医学部で内分泌・代謝専門医のフェローシップ研修を修了しました。

Dr. Hirschは、DCCT、ACCORD、STAR-1、JDRF Sensor Trial、SEARCH、ORIGIN、ADAGなどのインスリン療法に関する多くの主要な治験に携わってきました。 さらに、Dr. Hirschは、糖尿病データ管理でのコンピューターの利用、糖尿病コントロールの改善にパターン認識をどのように利用できるか、血糖測定器に記録された血糖変動が微小血管合併症の独立危険因子にどの程度なるかにも関心を寄せています。 このような考えは、FLAT-SUGAR(FLuctuATion reduction with inSUlin Glp-1 Added togetheR)治験の資金調達と実施につながりました。

Dr. Hirschが筆者として名を連ねた研究論文は170報を超えており、『New England Journal of Medicine』にインスリンの総説も掲載されました。『Journal of the American Medical Association』に掲載された論説は60報以上で、解説も3報掲載されており、患者向けや医師向けの多数の書籍で分担執筆し、自著も4冊あります。 『DOC News』と『Clinical Diabetes』の編集長の経歴があり、米国糖尿病学会の前専門診療委員会長で、米国内科試験委員会内分泌セクションのメンバーの経歴もあります。現在は、『Up-To-Date』のセクション編集者を務めています。

Dr. Hirschはこれまでの経歴のさまざまな時期に受賞歴があります。たとえば、2001年にはミズーリ大学校友会で「Outstanding YoungPhysician」(優秀な若手医師)として表彰され、2003年の米国糖尿病学会の「Outstanding Physician-Clinician Award」(優秀内科医・臨床医賞)を受賞しました。また、2005年には米国臨床内分泌学会/米国内分泌学会の「ACE Distinction in Endocrinology Award」(内分泌学ACE賞)、2013年には米国糖尿病学会の「Josiah K. Lilly Sr. Distinguished Service Award」(Josiah K. Lilly最優秀功労賞)を受賞しました。さらに、2015年4月には米国内科学会の「Mastership」(優秀功労者)を受賞しました。

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Linong Ji, MD

Dr. Jiは、北京大学人民医院内分泌科の主任医師兼科長を務めています。国際糖尿病連合(IDF)の副会長であり、中国糖尿病学会(CDS)の会長を務めた経歴もあります。

Dr. Jiは、北京大学人民医院内分泌科の主任医師兼科長を務めています。国際糖尿病連合(IDF)の副会長であり、中国糖尿病学会(CDS)の会長を務めた経歴もあります。

主任医師・教授、北京大学人民医院内分泌科長、国際糖尿病連合(IDF)副会長、中国糖尿病学会(CDS)元会長

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Sanjay Kalra, MD

Dr. Sanjay Kalra(全インド医科大学[AIIMS]、DM)は、インドのハリヤナ州カルナールのバーティ病院で顧問内分泌科医を務めており、50件を超える治験の第1相、第2相、第3相試験における治験責任医師の経歴があります。『Indian Journal of Endocrinology and Metabolism』の編集長を務めるほか、インド国内外の学術誌の編集委員としても活躍しています。南アジア内分泌学会連合(SAFES)の副会長として、インド地域の糖尿病および内分泌疾患ケアの強化に努めています。

Dr. Sanjay Kalra(全インド医科大学[AIIMS]、DM)は、インドのハリヤナ州カルナールのバーティ病院で顧問内分泌科医を務めており、50件を超える治験の第1相、第2相、第3相試験における治験責任医師の経歴があります。『Indian Journal of Endocrinology and Metabolism』の編集長を務めるほか、インド国内外の学術誌の編集委員としても活躍しています。南アジア内分泌学会連合(SAFES)の副会長として、インド地域の糖尿病および内分泌疾患ケアの強化に努めています。

Dr. Sanjay Kalra(全インド医科大学[AIIMS]、DM)は、インドのハリヤナ州カルナールのバーティ病院で顧問内分泌科医を務めており、50件を超える治験の第1相、第2相、第3相試験における治験責任医師の経歴があります。『Indian Journal of Endocrinology and Metabolism』の編集長を務めるほか、インド国内外の学術誌の編集委員としても活躍しています。
南アジア内分泌学会連合(SAFES)の副会長として、インド地域の糖尿病および内分泌疾患ケアの強化に努め、FITのインド版ガイドラインの南アジアにおける賛同を得ることに力を尽くしています。FITのインド版ガイドラインでは筆頭著者を務め、ガイドラインの年次更新も確実に行っています。

南アジア内分泌学会連合(SAFES)の副会長として、インド地域の糖尿病および内分泌疾患ケアの強化に努め、FITのインド版ガイドラインの南アジアにおける賛同を得ることに力を尽くしています。FITのインド版ガイドラインでは筆頭著者を務め、ガイドラインの年次更新も確実に行っています。

診療、研究、学問の場を離れたときには、大好きなインドのダンス「バングラ」を楽しんでいます。

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Gillian Kreugel

オランダのフローニンゲン大学医療センターで糖尿病顧問看護師を務めています。EADV、FEND、EASD、ADAなどの国際会議で登壇したことがあり、ペン型注入器用注射針の長さに関する2件のRCTで治験責任者を務め、注射針の長さに関する複数の論文の筆者に名を連ねています。

オランダのフローニンゲン大学医療センターで糖尿病顧問看護師を務めています。EADV、FEND、EASD、ADAなどの国際会議で登壇したことがあり、ペン型注入器用注射針の長さに関する2件のRCTで治験責任医師を務め、注射針の長さに関する複数の論文の筆者に名を連ねています。

Gillian Kreugel氏(1956年クアラルンプール生まれ。RN、BSN、MSN)は、オランダのフローニンゲン大学医療センターで、糖尿病顧問看護師、研究者、動機付け面接/マインドフルネス(MBSR/MBCT)トレーナーを務めています。Kreugel氏は1990年代頃から、適正なインスリン注射手技の問題に取り組んできました。オランダ国内、海外を問わず、EADV、FEND、EASD、ADAなどの会議で登壇した経験があります。
Kreugel氏は、ペン型注入器用注射針の長さに関する以下の2件のRCTで治験責任者を務め、筆頭著者として発表しました。

Kreugel G, Beijer HJM, Kerstens MN, Maaten ter JC, Sluiter WJ, Boot BS. Influence of needle size for subcutaneous insulin administration on metabolic control and patient acceptance. European Diabetes Nursing. 2007; 4: 51-4. Kreugel G, Keers JC, Kerstens MN, Wolffenbuttel BH. Randomized Trial on the Influence of the Length of Two Insulin Pen Needles on Glycemic Control and Patient Preference in Obese Patients with Diabetes. Diabetes Technol Ther. 2011; 13: 737-41.

また、『Effectief Verplegen 3』(効果的な看護3)(2013年Kavanah発行。編者:Th. Van Achterberg)という看護学生向けの書籍と、『De meest gestelde vragen over Diabetes en zelfcontrole』(糖尿病および自己管理に関するよくある質問)(2010年Bohn Stafleu van Loghum発行)という糖尿病患者向けの書籍で、糖尿病に関する章を執筆しました。Kreugel氏の力の源は周囲の人たちです。さまざまな経験と懸念と疑念を持っているだけでなく、情熱と夢も持っている人たちが彼女の原動力です。

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Mike Smith

BDメディカル・ダイアベティーズケア事業部欧州クリニカルマーケティングマネージャー。英国プリマス市NHSトラストでの糖尿病専門看護師および糖尿病ネットワークマネージャーとしての経験を含め、糖尿病ケアに20年以上携わっています。欧州、中東、アフリカの各地で、エビデンスに基づく注射手技の専門臨床ケアと注射の安全性を指導する中心的な人物で、臨床医の研修を定期的に行っています。

BDメディカル・ダイアベティーズケア事業部欧州クリニカルマーケティングマネージャー。英国プリマス市NHSトラストでの糖尿病専門看護師および糖尿病ネットワークマネージャーとしての経験を含め、糖尿病ケアに20年以上携わっています。欧州、中東、アフリカの各地で、エビデンスに基づく注射手技の専門臨床ケアと注射の安全性を指導する中心的な人物で、臨床医の研修を定期的に行っています。

集中治療看護師としての経験とその後の糖尿病専門看護師としての経験が20年を超えるSmith氏は、急性期ケアとプライマリケア両方の臨床ケア経験が豊富です。この5年間は、BDメディカルのダイアベティーズケア事業部で、エビデンスに基づく注射手技の専門臨床ケアと注射の安全性に注力してきました。

欧州を中心とした多くの臨床関連組織や団体が注射手技と安全性に関する臨床上のリコメンデーションを作成・発表する際のサポートを行っています。臨床研究に密接にかかわっているだけでなく、欧州、中東、アフリカの各地で、注射手技と安全性に関する最良の方法とエビデンスに基づく臨床ケアについて、臨床医に対し指導と研修を定期的に行っています。

Smith氏は専門医との緊密な関係を保ち、病状の改善につながる臨床ケアをつねに提供できることを目指して、臨床教育や患者教育、教育資料の立案に協力しています。

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Kenneth Strauss, MD

Dメディカル・ダイアベティーズケア事業部グローバルメディカルディレクター。内分泌専門医。欧州医薬品庁医薬品安全性担当ディレクター。

Dメディカル・ダイアベティーズケア事業部グローバルメディカルディレクター。内分泌専門医。欧州医薬品庁医薬品安全性担当ディレクター。

欧州を中心とした多くの臨床関連組織や団体が注射手技と安全性に関する学歴および職歴Dr. Ken Straussは、ベクトン・ディッキンソンのグローバルメディカルディレクターであると同時に、ブリュッセルに本部のある欧州医薬品庁で医薬品安全性担当ディレクターを務めています。

Dr. Straussは米国のサウスカロライナ大学で博士学位を取得し、米国のウェイクフォレスト大学の内科医としてインターンシップとレジデンシーを修了しました。内分泌学のフェローシップをハーバード大学医学大学院とジョスリン糖尿病センターで修了したのち、ハーバード大学医学大学院のスタッフの一員になりました。

Dr. Straussは英語、フランス語、スペイン語を使って、欧州、アフリカ、中東の医療従事者(HCW)に、糖尿病、HIV関連疾患、患者の安全性について話します。メディカルディレクターとしては、欧州をはじめとする世界各地の大学病院で治験を実施しています。また、臨床現場で医師、看護師、患者が使用する疾患管理と教育のためのツールも作成しています。医学査読誌で論文も発表しています。

研究分野Dr. Straussの研究分野は免疫学であることから、HIV関連疾患、細胞活性化とナチュラルキラー細胞の機能、腫瘍免疫学、HLA-B27関連リウマチ疾患およびスクーリング、交差適合試験と移植片拒絶反応、多発性硬化症の病態生理学、白血病診断と微小残存病変、血管疾患における血小板活性化、がん患者への幹細胞移植といったテーマの論文を発表してきました。

内分泌専門医としては、糖尿病に大きな関心を寄せています。この分野では、糖尿病管理と教育、インスリン注射器材の有効性、安全な注射手技、厳格な血糖管理、プライマリケア医による糖尿病管理、アフリカおよび東欧の発展途上地域における糖尿病の疫学などに関する論文を発表しています。

さらに、末梢静脈および中心静脈カテーテル、麻酔および外科用器材、安全機構付き注射器材、鋭利器材廃棄装置、脊髄および硬膜外カテーテル、ワクチン接種用器材に関する論文も発表しています。その他の活動Dr. Straussは毎年、アフリカや南米の診療所で医療活動のボランティアを行っています。現在は、自分で修復したフランスとベルギーの国境付近にあるシャトーで生活し、そこで執筆も行う医師兼小説家です。初めて書いた小説『La Tendresse』の一部分は、郊外にある「シャトー・デュ・ジャルダン」(庭のあるシャトー)が舞台の波瀾万丈な物語です。2冊目の『Maria Lindisima』はスリラー小説で、テロリストがパンデミックを引き起こします。3冊目の『Madness』はユダヤ人孤児の主人公がナチスドイツ時代を生き抜くだけでなく、白いバラ抵抗運動のメンバーとして統治に抗う姿を描いた小説です。現在はさらに2編の小説を執筆中とのことです。


専門分野
HIV、糖尿病、安全で有効な注射剤、医療機器の治験、医師および看護師を対象とした医療従事者生涯教育プログラムの作成、アフリカでの医療伝道、臨床上のリコメンデーションを作成・発表する際のサポートを行っています。臨床研究に密接にかかわっているだけでなく、欧州、中東、アフリカの各地で、注射手技と安全性に関する最良の方法とエビデンスに基づく臨床ケアについて、臨床医に対し指導と研修を定期的に行っています。

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Regine Wellhöner, MD

糖尿病学、内分泌学、腎臓病学を専門とする内科医で、以前(2008~2014年)はドイツのカッセル赤十字病院糖尿病科に勤務。ドイツのヘッセン州糖尿病協会(HFD)役員、EASDおよびドイツ糖尿病学会(DDG)会員。リポハイパートロフィーと注射手技に特に関心を寄せています。

糖尿病学、内分泌学、腎臓病学を専門とする内科医で、以前(2008~2014年)はドイツのカッセル赤十字病院糖尿病科に勤務。ドイツのヘッセン州糖尿病協会(HFD)役員、EASDおよびドイツ糖尿病学会(DDG)会員。リポハイパートロフィーと注射手技に特に関心を寄せています。

ミトコンドリア糖尿病に関する学位論文の執筆(ギーセン大学のHeiner Laube教授の下で執筆)後は、Hans-Ulrich Haering教授の下でレジデンシーとして働いていました。インスリン抵抗性が主な研究分野で、Tuebingen Family試験の研究チームの一員でした。レジデンシーの修了後は、内分泌学、糖尿病学、そして腎臓病学を専攻しました。その後は、カッセル赤十字病院で上級医師として勤務し、糖尿病科長を務めました。そのころ、糖尿病足病変の治療が、私にとって大きな課題になりました。2013年に、超音波検査によるリポハイパートロフィーの研究を開始し、適正なインスリン注射手技に対する関心も高まりました。2015年には、カッセルで自分の診療所を開き、糖尿病の治療に専念しています。

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Ronnie Aronson, MD

トロントの内分泌専門開業医で、カナダ国内に9つの糖尿病・内分泌疾患診療センター(Diabetes & Endocrinology Centres of Excellence)を開設しているLMC Diabetes & Endocrinologyの常任理事。Dr. Aronsonは、糖尿病、糖尿病合併症、CV危険因子に関する280を超える治験で、治験責任者を務めました。

トロントの内分泌専門開業医で、カナダ国内に9つの糖尿病・内分泌疾患診療センター(Diabetes & Endocrinology Centres of Excellence)を開設しているLMC Diabetes & Endocrinologyの常任理事。Dr. Aronsonは、糖尿病、糖尿病合併症、CV危険因子に関する280を超える治験で、治験責任者を務めました。

Ronnie Aronson医師(MD、FRCPC、FACE)

専門は内分泌学と代謝

LMC Diabetes & Endocrinology常任理事

Ronnie Aronson医師は、1995年から、カナダのトロントで内分泌専門開業医として働いています。また、オンタリオ州、アルバータ州、ケベック州に9つの糖尿病・内分泌疾患診療センター(Diabetes & Endocrinology Centres of Excellence)を開設しているLMC Diabetes & Endocrinologyの常任理事でもあります。診療センターでは国公認の糖尿病教育プログラムを実施しており、内分泌疾患と糖尿病の専門医が30人所属していて、診療を受けている患者数は40,000人を超えています。

Aronson医師は、糖尿病、糖尿病合併症、CV危険因子(肥満、脂質関連疾患、高血圧など)に関する280を超える治験で、治験責任者を務めました。 LMCは糖尿病に関するカナダで最大級の研究ネットワークであり、カナダで糖尿病研究の第1相試験を実施する唯一の施設があります。また、カナダのBest Workplace™(働きがいのある職場)ランキングで28位になりました。 Aronson医師は、複数の製薬会社や医療機器会社の顧問も務めており、医薬品開発やマーケティングだけでなく、医療従事者教育についてもアドバイスしています。

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Kelly Close

Kelly Close 氏は2002年にClose Concernsを立ち上げました。これは、糖尿病と肥満を専門とする医療情報会社です。ADAが年4回発行するプライマリケア医を対象とした糖尿病に関する雑誌『Clinical Diabetes』の編集委員の一人で、糖尿病患者向けの啓発情報サイト『diaTribe』(2006年開設)の創始者であり編集長でもあります。

Kelly Close 氏は2002年にClose Concernsを立ち上げました。これは、糖尿病と肥満を専門とする医療情報会社です。ADAが年4回発行するプライマリケア医を対象とした糖尿病に関する雑誌『Clinical Diabetes』の編集委員の一人で、糖尿病患者向けの啓発情報サイト『diaTribe』(2006年開設)の創始者であり編集長でもあります。

Kelly Close氏は2002年にClose Concernsを立ち上げました。これは、糖尿病と肥満を専門とする医療情報会社です。Close Concernsでは、糖尿病、肥満、デジタルヘルスに関する情報を、毎年およそ500万語もの情報量で提供しています。Close氏がこの分野に傾ける熱意は、長年にわたる専門家としての業績に負うところが大きいですが、30年近く前に糖尿病を発症したという個人的な経験も関係しています。Close氏は、20報を超えるピアレビューを経た論文や記事に共著者として名を連ねるだけでなく、多くの賞賛の声を集めた書籍 『Targeting A Cure for Type 1 Diabetes: How Long Do We Have to Wait?』(2013年ADA発行)の執筆者の一人でもあります。また、ADAが年4回発行するプライマリケア医を対象とした糖尿病に関する雑誌『Clinical Diabetes』の編集委員の一人です。Close Concernsは2012年に、ADAの「Excellence in Health Communications」(ヘルスコミュニケーション優秀賞)を受賞しました。Close氏らは、上海を拠点とする査読誌 『Journal of Diabetes』で、コラムを年4本執筆しています。

Close氏は、糖尿病患者向けの啓発情報サイト 『diaTribe』(2006年開設)の創始者であり編集長でもあります。また、2012年に設立したdiaTribe財団の理事も務めており、糖尿病患者と糖尿病予備群の人たちの生活改善と活動支援を行っています。この1年間のdiaTribe.orgの利用者は100万人を大幅に超えました。Close ConcernsとdiaTribe財団を設立する前、Close氏はライフサイエンス分野で幅広く仕事をしていました。12年近くの間、ウォールストリートでマッキンゼー・アンド・カンパニーに勤務し、製薬、マネージドケア、非営利団体を担当していました。 Close氏は、アマースト大学で経済学と英語学の学士を取得し、ハーバードビジネススクールでMBAを取得しました。Robert Lustig医師が率いる「Institute for Responsible Nutrition」(栄養評議協会)の創設メンバーでもあり、「Diabetes Hands Foundation」や「Behavioral Diabetes Institute」の元理事でもあります。Close氏は、夫のJohn Close氏と共同で、一般向けの講座シリーズ『CPS Lectures』(CPS講座)を開催しています。現在は3人の子どもと一緒にサンフランシスコに住んでいます。

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Dorothee Deiss, MD

Dr. Dorothee Deissは、持続血糖測定とインスリンデリバリーデバイスに関する幅広い専門知識の持ち主です。現在は、ベルリン市で、小児、成人、妊婦の糖尿病と内分泌疾患の専門医として活躍しています。

Dr. Dorothee Deissは、持続血糖測定とインスリンデリバリーデバイスに関する幅広い専門知識の持ち主です。現在は、ベルリン市で、小児、成人、妊婦の糖尿病と内分泌疾患の専門医として活躍しています。

ドイツのベルリン市で小児、成人、妊婦の糖尿病と内分泌疾患の専門医として活躍。

Dr. DorotheeDeissは、持続血糖測定とインスリンデリバリーデバイスに関する幅広い専門知識の持ち主です。現在は、ベルリンで、小児、成人、妊婦の糖尿病と内分泌疾患の専門医として活躍しています。 いくつかの運営委員会、諮問委員会、国際的な糖尿病関連組織にメンバーとして加わっています。 また、糖尿病関連テクノロジー分野で多くの論文を執筆しています。

ベルリン市のシャリテー大学病院小児病棟に在籍中に、Deiss医師は、小児用の持続血糖測定システムとリアルタイムCGMをドイツに導入しました。 また、低血糖、1型糖尿病患者および血糖障害患者の血糖コントロールと治療法、高インスリン血症、ダンピング症候群、MODY型および小児2型糖尿病について研究、検討してきました。

米国のカリフォルニア州スタンフォード大学のBruce Buckingham教授の研究チームの一員として、クローズドループアルゴリズムの研究にも携わりました。

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Pascal Fascia, MD

Dr. Fasciaは、感染症と疫学の専門医です。フランスのリヨン大学病院の医療関連感染予防ローヌ・アルプ地域オフィス長を務めています。

Dr. Fasciaは、感染症と疫学の専門医です。フランスのリヨン大学病院の医療関連感染予防ローヌ・アルプ地域オフィス長を務めています。

Dr. Fasciaはリヨン大学(フランス)医学部の卒業後、2000年には疫学と公衆衛生を学びました。修士課程の1年目で生物統計学、2年目で保健介入の評価方法に関する臨床研究について学び、後の研修期間では感染症学を専攻しました

感染リスク予防と院内感染リスクを中心に研究活動を行い、2012年まではサン・エティエンヌ大学病院(フランス)の感染症科で顧問医としての診療活動も続けました。 Dr. Fasciaは、院内感染予防の実務に携わっていたこの時期に、複数の臨床試験を主導しました。その1つは、皮下注入のような侵襲性デバイスの使用における感染危険因子の研究です。

サン・エティエンヌ大学病院(フランス)の予防衛生チームに12年間在籍したのち、Dr. Fasciaは医療関連感染予防ローヌ・アルプ地域オフィスを任されました。2014年8月から、地域オフィスを統括しています。

Dr. Fasciaを中心とする地域オフィスチームの仕事は、フランスのローヌ・アルプ地域のすべての医療機関、長期ケア専門機関(要介護高齢者入居施設や身体障害者・精神障害者向け施設の運営組織)、独立開業している医療従事者、医療従事者の教育機関における医療関連感染予防体制を構築することです。

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Thomas A. Forst, MD

Thomas A. Forst氏はヨハネス・グーテンベルク大学の内科学の教授で、糖尿病と内分泌疾患の専門医です。

Thomas A. Forst氏はヨハネス・グーテンベルク大学の内科学の教授で、糖尿病と内分泌疾患の専門医です。

ヨハネス・グーテンベルク大学内科学教授、糖尿病/内分泌疾患専門医 、Profil Mainz GmbHのCEO

Dr. Thomas A. Forstは糖尿病と内分泌疾患の専門医です。2001~2013年にはマインツ市のikfe GmbHでメディカルディレクターを務め、2013年3月以降はマインツ市のProfil Mainz GmbH & Co KGでCEOとして、糖尿病と心血管疾患を対象とする臨床試験を担当しています。 博士課程修了後、デュッセルドルフ市のハインリッヒ・ハイネ大学ドイツ糖尿病研究所で臨床研究を開始し、マインツ市のヨハネス・グーテンベルク大学内分泌学科で内科および内分泌科専門医としてレジデンシーを修了しました。2001年以降は、マインツ市のヨハネス・グーテンベルク大学で内科学と内分泌学の教授として教鞭をとっています。

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Ragnar Hanås, MD

スウェーデンのウッデバラ病院(NU病院グループ)で糖尿病部門長と小児糖尿病・分泌疾患顧問医を務めており、スウェーデンのイエーテボリ大学サールグレンスカ・アカデミーの准教授でもあります。

スウェーデンのウッデバラ病院(NU病院グループ)で糖尿病部門長と小児糖尿病・分泌疾患顧問医を務めており、スウェーデンのイエーテボリ大学サールグレンスカ・アカデミーの准教授でもあります。

Dr. RagnarHanåsは、スウェーデンのウッデバラ病院(NU病院グループ)で糖尿病部門長と小児糖尿病・分泌疾患顧問医を務めており、スウェーデンのイエーテボリ大学サールグレンスカ・アカデミーの准教授でもあります。スウェーデンの小児糖尿病ガイドラインの共著者で、1999年からはインスリンポンプ療法を学ぶコースを開設しています。注射痛と小児の留置カテーテルに関する論文で2001年にPhDを取得しました。

13カ国語に翻訳された小児糖尿病に関する包括的な解説書の著者で、2002年からは『Pediatric Diabetes』の編集委員も務めています。主な研究分野は、強化インスリン療法、ケトアシドーシス、インスリンポンプ、持続血糖測定、注射痛、留置カテーテル、糖尿病ケアにおける父親の役割です。複数の国際的な治験(ENDIT、TRIGR、PedPumps、Diamyd、TEENS)で治験責任医師も務めています。2003年版の糖尿病性ケトアシドーシスに関するESPE/LWPES DKAコンセンサスおよび2007年版のインスリンポンプに関するESPE/LWPES/ISPADコンセンサス作成に大いに貢献しました。

Dr. RagnarHanasは、国際小児思春期糖尿病学会(ISPAD)が発行した2009年版『臨床診療コンセンサスガイドライン』の共著者の一人で、2011年版のIDF/ISPADガイドラインでは筆頭著者を務めました。2014年版のISPADガイドラインではコーディネーター兼編集委員となっています。チリ、アルゼンチン、ペルー、ボリビア、ジャマイカ、インドの各国では、ISPADによる大学院課程の共同開設者です。2008~2012年にはISPAD事務局長、2013年にはイエーテボリで開催されたISPAD年次学術集会で共同議長を務め、現在はISPADの会長を務めています。

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Debbie Hicks

糖尿病顧問看護師。バーネット・エンフィールド・ハーリンゲイメンタルヘルストラスト所属。糖尿病看護戦略グループ代表。元国際顧問看護師グループ代表(2012~2014年)。『Journal of Diabetes Nursing』編集長。TREND UK設立者兼共同代表、英国FIT(Forum for Injection Technique:注射手技フォーラム)代表、国際FIT会長。

糖尿病顧問看護師。バーネット・エンフィールド・ハーリンゲイメンタルヘルストラスト所属。糖尿病看護戦略グループ代表。元国際顧問看護師グループ代表(2012~2014年)。『Journal of Diabetes Nursing』編集長。TREND UK設立者兼共同代表、英国FIT(Forum for Injection Technique:注射手技フォーラム)代表、国際FIT会長。

Hicks氏は糖尿病看護に1990年から携わっています。彼女はこのとき、イングランド北部のハル市でただひとりの糖尿病看護師として糖尿病専門看護サービスを作り、その後は7人の糖尿病専門看護師を率いるリーダーになりました。

2005年9月に南部に転居し、糖尿病顧問看護師という立場になりました。看護師4名と管理スタッフ2名で構成されるチームを率いています。エンフィールド地域サービスの糖尿病看護チームの役割は、地域に根付いた質の良い患者中心の糖尿病ケアを提供することです。糖尿病患者と医療従事者の両方に対する教育を手がけ、臨床現場のチームが組織的な糖尿病ケアを患者に提供できるようにサポートします。

彼女は、さまざまな国内のグループの活動に参加しており、糖尿病看護戦略グループの代表を務めたこともあります。また、2012~2014年には、国立の顧問看護師グループの代表を務めました。2005年に公表された血糖値測定に関する合意文書の著者にも名を連ねており、この文書は現在でも英国で広く使用されています。

Hicks氏は、糖尿病看護に携わり始めた1990年以降に、英国、イタリア、フランス、米国で110報を超える論文を公表しており、そのうち60報は筆頭著者です。論文の内容は、インスリン療法、注射器材の選択、注射剤、血糖値測定、ケアの実施、患者教育、サービスの再構築など多岐にわたります。英国、欧州、ニュージーランド、イスラエル、スイス、アイルランド共和国でも論文を発表しました。Hicks氏は、『Journal of Diabetes Nursing』の編集委員を1996年の創刊時から務めており、「Diabetes Issues」という問題提起のページも担当しています。現在は編集長を務めています。

Hicks氏は、2010年に設立されたTREND-UK(Training, Research and Education for Nurses in Diabetes-UK:英国糖尿病看護師の養成・研究・教育団体)の設立メンバー兼共同代表です。TREND-UKは2011年2月に『Integrated Career and Competency Framework for Diabetes Nursing』の第3版を公表しました。彼女は、英国FIT(注射手技フォーラム)代表、国際FIT会長でもあります。FITは、注射療法にかかわるすべての医療従事者および糖尿病患者を対象に最適な注射手技を奨励し、最適な効果をもたらすことを目的としています。

彼女は糖尿病看護に携わるようになってから25年を超えた現在でも、糖尿病看護にやりがいを感じ、刺激を受け、とても価値のある仕事と考えています。

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Paul Hofman, MD

Hofman教授は、オークランド大学リギンス研究所の内分泌疾患/糖尿病専門医です。臨床研究に22年間にわたって携わっており、140報を超える論文を発表しています。

Hofman教授は、オークランド大学リギンス研究所の内分泌疾患/糖尿病専門医です。臨床研究に22年間にわたって携わっており、140報を超える論文を発表しています。

Dr. Hofmanは、オークランド大学リギンス研究所の内分泌疾患/糖尿病専門医です。臨床研究に22年間にわたって携わっており、140報を超える論文を発表しています。

スターシップ子ども病院の診療活動に積極的にかかわり、ターナー症候群協会、先天性副腎皮質過形成(CAH)協会、プラダー・ウィリ症候群協会(会長を務めたこともあります)などの多数の互助・援助団体の支援を行っています。オーストラリア小児内分泌学会の前会長で、現在はアジア太平洋小児分泌学会の会長を務めています。アジア太平洋地域における内分泌学研修の向上を目指す地域の内分泌専門医による小規模な勉強会等にも所属し、いくつかの地域における内分泌学研究者の年次会議では指導にもかかわっています。また、成長ホルモン委員会やニュージーランド新生児諮問委員会などの複数の国内の委員会にも名を連ねています。

現在の仕事

スターシップ子ども病院(ニュージーランド、オークランド)との兼務で、オークランド大学リギンス研究所小児内分泌学教授。

その他の仕事

リギンス研究所パイカル臨床研究センター長、アジア太平洋小児分泌学会現会長 、国内新生児検査諮問委員会

学歴

オークランド大学医学部で内科学を学んだのち、1993年に英国王立内科医協会のフェロー(FRACP、小児科)に選ばれました。ニュージーランドでの仕事に戻る前の1995~1997年に、米国インディアナポリスのライリー子ども病院で小児分泌学のフェローシップを修了しました(指導医はScott Rivkees氏とOra Pescovitz氏)。

研究以外の活動

オークランドの糖尿病若年者協会、ニュージーランドのターナー症候群協会、ニュージーランドの先天性副腎皮質過形成協会、ニュージーランドのプラダー・ウィリ症候群協会(元会長)などの複数の患者・家族会の支援を行っています。

指導/教育

アジア太平洋地域における内分泌学研修の向上を目指す地域の内分泌専門医による小規模な勉強会等にも所属し、アジア地域で開催される内分泌学の研修ワークショップに定期的にかかわっています。

全国レベルの公的組織

Hofman教授は、成長ホルモン委員会や国内新生児諮問委員会などの複数の国レベルの委員会に名を連ねています。

現在の研究分野

以下の4分野について主に研究しています。

成人疾患の発症起源、糖尿病、新生児検査、骨脆弱性疾患

以前に公表した論文では、低出生体重の場合(Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism 82: 402-406;1997)や早産の場合 (New England Journal of Medicine 18; 351(21) :2179-86; 2004)に、インスリン抵抗性が生じることを示しました。Hofman教授はこの知見を高齢者コホートまで拡大し、早産の場合は中年期での肥満の増加が顕著であること、さらに次世代への作用に関するエビデンスも示しました(Diabetes 2012;61:2479-2483、PLoS One, 8 (11), e81840. doi:10.1371/journal.pone.0081840)。

現在は、母体への出生前ステロイド投与の世代間作用と過体重または肥満の妊婦における出生前の運動の作用について研究を進めており、母体の状態を改善し、出生後の子の肥満リスクを軽減できる可能性を探っています。

Hofman教授は糖尿病に関する複数の研究に取り組んでおり、最近は思春期の糖尿病患者における心血管機能に対する糖尿病の作用に注目しています。また、心血管機能の改善状態を調べるための運動介入も実施しています(Diabetologia 51(7):1317-20;2008, Diabetes Care 2012;35: 2089-2094、Diabetes Care Published Ahead of Print, published online February 26, 2014)。

ごく最近では、脳性小児麻痺の振動療法や阻血性壊死のビスホスホネート療法の効果など、骨や筋肉の機能に関する複数の臨床研究に、主任研究者や共同研究者としてかかわっています。

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Ronald Pettis, MD

BD研究開発センターBDテクノロジーパレンテラルサイエンス事業部ディレクター兼主任科学者、BDトランスレーショナルサイエンスセンター・オブ・エクセレンス共同ディレクター。

BD研究開発センターBDテクノロジーパレンテラルサイエンス事業部ディレクター兼主任科学者、BDトランスレーショナルサイエンスセンター・オブ・エクセレンス共同ディレクター。

Dr. Ronald Pettisは、ベクトン・ディッキンソンの研究開発センターのBDテクノロジー(米国ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク)で、パレンテラルサイエンス事業部ディレクター兼主任科学者として勤務しており、最近作られたBDトランスレーショナルサイエンスセンター・オブ・エクセレンスの共同ディレクターでもあります。

非経口投与剤のドラッグデリバリーシステムと製剤の開発、非臨床薬理試験、first-in-man試験、生化学、タンパク質化学、分析化学の経験は24年を超えています。BDでの18年間の在職中に、製薬会社、国の疾患啓発組織、研究教育機関、臨床研究グループなどとの多数のパートナーシップを主導しました。また、デバイスの実現可能性と有効性を検討する、ヒトを対象としたトランスレーショナル試験を数多く設計し、実施しました。そして、多くのテクノロジーを製品の発売という形に結実させました。たとえば、商品化された初のマイクロニードルによるワクチンデリバリーシステム、現在販売されているなかで最短かつ最も細いインスリンペン型注入器用注射針、近日中に発売される新しいインスリン注入用皮下インスリンポンプなどがあります。

Dr. Pettisは現在、糖尿病治療、ドラッグデリバリーシステムの新規開発、臨床上の実現可能性評価など、複数のプロジェクト領域にかかわるシニアレベルの技術者や研究者、臨床スタッフで構成される、学際的チームを率いています。技術面での成果によりBDから最優秀賞を2度受賞しており、米国での特許取得数は27件、公表されている特許出願は69件です。また、ドラッグデリバリー分野で複数の論文を学術誌に発表しています。化学学士をジョージア工科大学で取得し、化学修士および博士はノースカロライナ大学チャペルヒル校で取得しました。

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Augusto Pimazoni-Netto, MD

サンパウロ連邦大学腎臓病病院の糖尿病教育および糖尿病管理グループコーディネーター。

サンパウロ連邦大学腎臓病病院の糖尿病教育および糖尿病管理グループコーディネーター。

Dr. AugustoPimazoni-Netto(MD、PhD)は、ブラジルのサンパウロ連邦大学腎臓病病院の糖尿病教育および糖尿病管理グループのコーディネーターです。このグループは、公衆衛生分野から、コントロール不良糖尿病患者に対する最適な教育とケアの提供を目的として、25人のボランティアが参加する学際的グループです。

Dr. Pimazoni-Nettoは、サンパウロ大学卒業後、米国ニューヨーク市ブルックリンのブルックデール大学病院医療センターでレジデンシーを修了しました。国際連合教育科学文化機関(UNESCO)のコンサルタントやブラジル保健省の慢性非感染性疾患部門勤務の経歴があります。

また、ブラジル保健省の国家保健審議会のメンバーだったこともあります。この30年ほどは、糖尿病教育および糖尿病管理に関するプロジェクトの立案と実施とマネジメントに注力しています。

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Grace Vanterpool(MBE)

Vanterpool氏は、糖尿病ケア歴37年の糖尿病顧問看護師です。現在は、ロンドンノースウェスト病院NHSトラストのイーリング糖尿病統合ケア部門を統率しています。

Vanterpool氏は、糖尿病ケア歴37年の糖尿病顧問看護師です。現在は、ロンドンノースウェスト病院NHSトラストのイーリング糖尿病統合ケア部門を統率しています。

Vanterpool氏の看護師歴は37年です。キャリアのかなり早い時期に専門性を高め、糖尿病専門看護師として19年間働いたのち、糖尿病顧問看護師として10年間を過ごしてきました。プライマリ/急性期ケアやセカンダリケアのさまざまな部門で活躍しています。

Vanterpool氏は現在、2014年10月に設立された、ロンドンノースウェスト病院NHSトラスト(英国最大規模の病院および地域の連携組織)のイーリング糖尿病統合ケア部門を統率しています。また、多くの雑誌で論文を発表しており、2つの大学で講師も務めています。

Vanterpool氏は、糖尿病、看護、少数民族に対する活動が認められ、複数の賞を受賞しています。たとえば、2003年には糖尿病患者に対する活動でNHSおよびKings Fundの優秀活動賞を受賞、2004年には期待を超える成果を上げたことに対して最高責任者賞(テムズバレー)を受賞、2005年には年間最優秀地域看護師に選ばれ、MBEを取得した2006年には年間優秀看護師に選ばれ、英国女王からも表彰されました。

Vanterpool氏はRCN糖尿病フォーラムの議長を務めています。また、糖尿病のための議員グループのメンバーで、糖尿病のナショナルディレクターが率いる糖尿病シンクタンクにも在籍しています。Vanterpool氏はDiabetes UKの教育タスクグループの共同議長も務めます。2013年のHSJ BME賞では、NHSの優秀なBMEリーダー50人のうちの1人に選出されました。

さらに、以下の3つの慈善事業の理事を務めています。

Oxford Health Alliance、Foundations、African Diabetes Foundation(2012年にVanterpool氏が設立)

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Guo Xiaohui, MD

北京大学第一医院内分泌内科主任、主任医師・教授。

北京大学第一医院内分泌内科主任、主任医師・教授。

中国医学会北京分会内分泌専門委員会主任委員。中国医学会内分泌分会第8回委員会常任委員。中国糖尿病学会常任委員兼糖尿病ケアおよび教育勉強会リーダー。『Chinese Journal of Endocrinology and Metabolism』、『Chinese Journal of Diabetes Mellitus』、『Chinese Journal of Organ Transplantation』、『Journal of Diabetes and its Complications』、『Metabolism』の編集委員および選任査読者。

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Phyllis Wolff博士

Florida Health Care Plansの糖尿病診療看護師。

Florida Health Care Plansの糖尿病診療看護師。

Phyllis Wolff氏(DNP、ARNP-C)は糖尿病診療看護師で、現在は、フロリダ州北東部のFlorida Health Care Plansで活動しています。ニューヨーク州ロングアイランド出身で、専門知識に基づく糖尿病(1型、2型、妊娠糖尿病、糖尿病合併妊娠、嚢胞性線維症関連糖尿病)の診断と管理を30年以上にわたって行ってきました。

インスリンポンプと持続血糖測定器についての専門知識もあります。2009年にロバートモリス大学で博士号を取得し、臨床看護博士になりました。Wolff博士は、米国内で開催される糖尿病関連のさまざまな会議に講演者として招待されています。Wolff博士が発表したコントロール不良2型糖尿病患者におけるインスリンポンプの使用に関する論文は、このような患者集団に対する費用対効果に優れたケアで病状の改善を目指す他の研究者の参考となっています。

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Jean-Pierre Le Floch

フランスのビルクレーヌにあるビルクレーヌクリニックの糖尿病専門医。

フランスのビルクレーヌにあるビルクレーヌクリニックの糖尿病専門医。

J.P. Le Floch氏はフランスの糖尿病専門医で、ビルクレーヌクリニックに勤務しています。専門分野は糖尿病合併症で、特に味覚障害、臭覚障害、高齢者の糖尿病(GERODIAB試験)に関心を寄せており、血糖変動、インスリン注射に伴う合併症(汚染リスク)、リポジストロフィーに取り組んでいます。

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Michael Gibney

BDメディカル部門アソシエイトディレクター。

BDメディカル部門アソシエイトディレクター。

Michael Gibney氏は、35年の公認看護師のキャリアのなかで、30年以上にわたり糖尿病ケアに携わってきました。現在は、BDでメディカル部門のアソシエイトディレクターとして、主に治験にかかわっています。Gibney氏は、自身も25歳のときから1型糖尿病患者で、インスリンポンプを使用しています。

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Susan Guzman

糖尿病を専門とする臨床心理士。

糖尿病を専門とする臨床心理士。

Susan Guzman氏(PhD)は、糖尿病を専門とする臨床心理士です。診療および研究の対象領域は、診断時から死亡時までの、良好な糖尿病管理への障壁の克服、家族の問題、糖尿病と折り合いをつけながら生活するための心構えの奨励です。Guzman氏は、共感と受容を診療ガイダンスに統合して、糖尿病と折り合いをつけながら生活する患者自身の力を活かす手助けを行っています。

Guzman氏は、2003年に、糖尿病を抱えて生活する患者の感情的および行動的側面に目を向けた初の非営利団体であるBehavioral Diabetes Institute(BDI)を共同で設立しました。BDIでは、糖尿病患者とその家族を対象とするプログラムを作成・指導する臨床/教育サービス部門長として活躍しています。これまでに、数多くの臨床プログラムをBDIで作成・指導しました。たとえば、「Defeating the Depression/Diabetes Connection」(抑うつと糖尿病のつながりを絶つ)(数週間の集中シリーズ)、「Just for Parent’s Program」(親の問題解決の第一歩)、「合併症と折り合いをつけながら生活する」ワークショップなどがあります。また、女性の1型糖尿病患者、配偶者/パートナー、男性の糖尿病患者を対象としたプログラムをはじめとして、特別な心理教育的プログラムを糖尿病患者向けに行っています。

Guzman氏は、米国サンディエゴ市のカリフォルニア臨床心理大学院で健康心理学を重点的に学び、1998年に臨床心理学のPhDを取得しました。サンディエゴ市のスクリプス慈善病院で、スクリプス医療サービスの糖尿病諮問委員会との心理学担当連絡員を務め、博士課程後のフェローシップを修了したのち、糖尿病を専門とする臨床心理士になりました。

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